令和6年7月5日、百里基地に対し、周辺住民の日常生活に与える影響の改善のため、訓練の縮小と騒音軽減等に取り組まれるよう強く要望しました。

基地からは今後も誠意をもって対応していくとの回答が示されました。

〇陳情者：小美玉市長・小美玉市議会議長・小美玉市議会百里基地・茨城空港対策特別委員会委員長

〇訪問者：小美玉市長・小美玉市議会議長・小美玉市議会百里基地・茨城空港対策特別委員会委員

〇申し入れ事項

1 現在、12時から13時までの訓練飛行は、限定期間で自粛されていますが、緊急発進を除き、昼時間帯に加えて20時から翌6時までの深夜・早朝帯の離着陸は、外来機も含め恒常的に実施しないよう要望する。

2 基地や上空域での訓練は、その騒音が住民生活へ多大な影響を及ぼすので今後とも騒音軽減等へ配慮するとともに、特別な訓練等実施の際は、本市への事前連絡を要望する。

3 航空機の部品落下等、訓練の事故は周辺住民の危険と直結するので、入念な点検整備と安全飛行を確保するよう要望する。

なお、軽微な不具合等も遅滞なく本市へ連絡し、原因の究明及び調査結果の適時報告を要望する。

4 茨城空港の路線拡大は、本市の地域振興にとっても重要要素であるため、今後とも民航機便数制限の弾力的運用にご理解をいただき、空港運用について、特段のご配慮を要望する。

5 航空祭の開催にあっては、一般車両の交通渋滞が発生しないよう、来場者のバス送迎などに努めることとし、路上駐車等で地域住民に支障を及ぼすことのないよう万全の対策を要望する。

6 基地周辺の緑地帯及び緩衝地帯とする防衛省財産は、荒廃化すると野生鳥獣の巣窟となり、隣接農地への農作物被害が懸念されるため、適期の除草作業等を実行され、適切な管理継続を要望する。