○小美玉市緊急通報システムNET119の利用に関する要綱

平成27年12月15日

消防本部告示第2号

(目的)

第1条 この告示は、緊急通報システムNET119の利用について、必要な事項を定めることを目的とする。

(定義)

第2条 この告示において「緊急通報システムNET119」(以下「NET119」という。)とは、聴覚機能、言語機能等に障がいを有する者が、自らが保有するインターネット端末(インターネットを利用することができる携帯電話機、電子計算機等の通信機器をいう。以下同じ。)を利用して、茨城消防救急無線・指令センター運営協議会が設置する通信指令施設への緊急通報を行うシステムをいう。

(対象者)

第3条 NET119を利用することができる者は、本市に居住し、かつ、次の各号のいずれかに該当するものとする。

(1) 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条に規定する身体障害者手帳(以下「手帳」という。)を有する者で、聴覚若しくは平衡機能の障がい又は音声機能、言語機能若しくはそしゃく機能の障がいによる言語機能に障がいを有する者

(2) 手帳を有する者で、脳性麻痺による構音障害を有する者

(3) 前2号に掲げる者と同等の障がいを有すると市長が認める者

(利用可能区域)

第4条 NET119を利用することができる区域は、水戸市、土浦市、古河市、石岡市、結城市、下妻市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、笠間市、取手市、鹿嶋市、潮来市、守谷市、常陸大宮市、那珂市、筑西市、坂東市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、大子町、八千代町、五霞町及び境町内とする。

(登録の申請)

第5条 NET119を利用しようとする者(以下「申請者」という。)は、緊急通報システムNET119利用登録申請書(様式第1号。以下「利用登録申請書」という。)及び緊急通報システムNET119利用条件規約同意書(様式第2号)を市長に提出しなければならない。

(登録)

第6条 市長は、前条の規定による申請があったときは、その内容を審査し、適当と認めるときは、当該申請者の情報をシステムに登録するものとする。

(変更等の届出)

第7条 前条の規定による登録を受けた者(以下「登録者」という。)は、次の各号のいずれかに該当するときは、緊急通報システムNET119利用登録変更届出書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。

(1) 利用登録申請書に記載した事項に変更が生じたとき。

(2) システムの利用を中止するとき。

(3) 利用するインターネット端末を交換したとき。

(利用料)

第8条 NET119の利用料は、無料とする。ただし、NET119の登録及び利用に伴う通信費用は、登録者の負担とする。

(記録及び報告)

第9条 消防長は、NET119の利用により緊急出動をしたときは、緊急通報システムNET119出動台帳(様式第4号。以下「出動台帳」という。)にその内容を記録し、及び速やかに市長に報告するものとする。

2 出動台帳は、消防本部において保管し、及び管理する。

(補則)

第10条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。

(施行期日)

1 この告示は、平成28年4月1日から施行する。

(準備行為)

2 この告示の施行の日以後のNET119の利用に係る登録の申請その他必要な行為は、同日前においても、第5条から第7条までの規定の例により行うことができる。

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小美玉市緊急通報システムNET119の利用に関する要綱

平成27年12月15日 消防本部告示第2号

(平成28年4月1日施行)