(目的)

第1条　この訓令は、本市の消防団員(以下「団員」という。)の健康の保持及び増進を図るため、団員の健康管理について必要な事項を定めることを目的とする。

(健康診断の実施)

第2条　市長は、全団員に対して毎年1回期日を定め、一斉に健康診断を実施するものとする。

(団員の責務)

第3条　すべての団員は、積極的に自らの健康の保持及び増進に努めるとともに、前条に規定する健康診断を受けなければならない。ただし、同条第2項各号に掲げる項目について他で健康診断等を受け、その結果を証明する書面を提出したときは、この限りではない。

(健康診断後の措置)

第4条　市長は、第2条第2項の健康診断の結果について記録を作成するとともに、団員個人及び消防団長(以下「団長」という。)に通知しなければならない。

(勧告)

第5条　団長は、健康に異常があると認める団員に対して、職務の執行に関し、その異常の程度に応じ必要な勧告を行うものとする。

(秘密の保持)

第6条　健康診断に関与した者は、その職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。