(目的)

第1条　この告示は、小美玉市指名希望業者資格審査規程(平成18年小美玉市訓令第56号。以下「規程」という。)による資格審査に基づく入札及び随意契約参加登録を受けていない者のうち、小額で内容が軽易な契約の受注及び施工を希望するものを登録(以下「登録」という。)し、市が発注する工事及び修繕等の小規模なもの(以下「小規模工事等」という。)においても積極的に業者選定の対象にすることにより、市内業者の受注機会の拡大を図り、もって市内経済の活性化に寄与することを目的とする。

(小規模工事等の範囲)

第2条　小規模工事等の範囲は、市が発注する小規模な建設工事及び修繕等のうち、その内容が軽易で、かつ、履行の確保が容易なものとし、発注予定価格が財務規則第134条各号の規定の範囲内のものとする。

(登録できる者)

第3条　この告示に基づき登録できる者は、小美玉市内に主たる事業所を有する法人又は住所を有する個人のうち、次のいずれにも該当しないものとする。

(登録業種の範囲)

第4条　登録することのできる業種の範囲は、別表第1に定める工事等種類のうち3業種以内とする。

(登録申請)

第5条　登録を希望するものは、小規模工事等契約希望者登録申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添付し、その旨を申請しなければならない。

(登録の受付期間)

第6条　前条の登録申請の受付期間は、2月1日から2月末日までとする。ただし、その後も必要に応じて随時受け付けるものとする。

(登録の審査基準日)

第7条　前条の規定による登録業者の審査申請に係る審査基準日は、毎年6月1日とする。

(登録の有効期間)

第8条　登録の有効期間は、前条に規定する登録業者の審査基準日から隔年の5月31日までとする。

(登録者の取扱い)

第9条　市長は、第5条及び第6条に基づく登録申請があったときは、必要な審査を行い、適当と認めたときは小規模工事等契約希望者登録名簿(様式第3号。以下「登録名簿」という。)に登録するものとする。この場合において、市長は、当該登録の写しを関係課に送付し、その周知を図るとともに一般に公開し、契約事務に係る業者選定に当たり、当該登録をした者に対して見積りの機会を積極的に与えるよう努めるものとする。

(登録の変更等)

第10条　登録名簿に登録された者は、当該登録事項に変更が生じたとき又は業を廃止したときは、速やかに小規模工事等契約希望者登録変更・廃止届(様式第4号)を提出するものとする。

(登録の取消し)

第11条　登録名簿に登録された者が次の各号のいずれかに該当した場合は、当該登録を取り消すものとする。

(業者の選定)

第12条　小規模工事等の契約に係る業者の選定は、原則として別表第2に定める業者選定基準により行うものとする。

(指名停止等)

第13条　市長は、登録名簿に登録された者が小美玉市建設工事等請負業者指名停止等措置要領(平成18年小美玉市訓令第62号。以下「要領」という。)別表第1又は別表第2に掲げる事項のいずれかに該当する行為を行ったときは、同要領第2条の規定に基づき、小美玉市指名希望業者資格審査委員会に諮り指名停止等の処置を行うものとする。

(契約保証金の免除)

第14条　小規模工事等に係る契約を締結する際の契約保証金の納付については、原則としてこれを免除するものとする。

(請負代金の支払)

第15条　小規模工事等に係る請負代金の支払は、当該小規模工事等の施工完了後に行う検査に合格し、かつ、正当な請求を受けた日から40日以内(工事以外については30日以内)に行うものとする。

(その他)

第16条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。