未来ロケット -みの~れ10歳記念住民ミュージカル-
公演の様子
掲載された新聞等
2011年12月22日 常陽新聞 2012年3月18日 読売新聞 2012年8月24日 読売新聞
2012年9月3日 茨城新聞 2012年9月26日 毎日新聞 2012年11月5日 読売新聞
2012年11月5日 茨城新聞
スタッフ
脚本・総合演出:新井良和
演出:新井良和,川井昌幸,畠井伸子
音楽監督:畠井伸子
振付:畠山眞葵,中島真理,渡辺夏樹,廣木葵
本田香菜美,新井晴香,木村麗,柴田茉里,野手彩夏
作曲:佐藤誠一,畠井伸子,新井良和
音楽製作:佐藤誠一
舞台美術:川井昌幸,廣木たみ子
照明:川井昌幸
音響:阿部喜一(みの~れ)
歌唱指導:畠井伸子,柴山真理子
照明操作:小山一英,鈴木冴子
音響操作:細谷聡希,櫻井竜生(株式会社ジャスト)
綱元操作:渡邊吉紀・飯村健嗣・山形健樹(株式会社ジャスト)
大道具:古俣和雄
美術・衣装製作:「未来ロケット」サポートチーム(保護者のみなさん ほか)
衣装監修:筑内雅明
演出部:中泉陽子,皆川めぐみ,細谷聡希
浅野陽香,中泉健太郎
舞台監督助手:さくら,西山直子
舞台監督:赤城治利
映像記録・編集:細谷光央,小池伸二,中本正樹,細谷拓未
宣伝美術:中本正樹,廣木たみ子
web宣伝:小池伸二,細谷光央,渡邊高明
藤本隆幸,遠藤智光(みの~れ)
制作部:木村真奈美,中村文乃,中島真理(MJC)
原田啓司・清水弘司・遠藤智光(みの~れ)
プロデューサー:新井良和,川井昌幸,畠井伸子,中本正樹
原田啓司・清水弘司・遠藤智光(みの~れ)
賛助出演:Mari Jazzdance Company
協力:エーデルワイス,茨城県塗装工業組合青年部
羽鳥保育所,納場保育園,太陽保育園
四季の杜保育園,ミーム保育園,
あけぼの洋装店,中本ニッティングスクール
ポピー,みの~れ支援隊
助成:公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
企画・製作:みの~れ住民劇団『演劇ファミリーMyu』
主催:小美玉市,四季文化館企画実行委員会
みの~れ10歳記念事業実行委員会
あらすじ
天才科学者Mr.ロベルトがついに未来への旅行を実現!?
十年に一度の祭典「星のカーニバル」までには戻ると言い残し、
タイムロケットに乗り込むMr.ロベルト。
いざ出発というとき、けたたましい音と煙に包まれたタイムロケットの中に、
Mr.ロベルトの姿は無く、
行き着いた先は誰も知らないもう1つの世界だった…。
「光まといし星の踊り子 その舞い闇夜を拓き ひとすじの光 者ども導かん」
老婆がつぶやく、この街に残る言い伝えと謎の呪文。
偉大なる「星の踊り子」の母の跡を継ぐ者として期待される3姉妹の苦難と葛藤。
十年に一度の祭典「星のカーニバル」へ向けて、2つの世界の物語が動きだす。
みの~れ誕生から十年の間に起きた数々の奇蹟をモチーフにして生まれたこの物語。
小さなお子さまからご年配の方まで3世代揃ってお楽しみいただける、
夢と希望を織り込んだファンタジーミュージカル。
公演概要
期日
平成24年11月3日(土曜日・祝日)18:00開演
11月4日(日曜日)14:00開演
会場
四季文化館みの~れ 森のホール
ごあいさつ -公演パンフレットより-
脚本・総合演出 新井良和
とうとうこの日を迎えました。
お互い初対面で顔も名前もわからない者同士が集い、
演劇基礎ワークショップから始まり本格的な舞台稽古まで約一年間。
様々な苦楽を共にしながら稽古に励み、お互いを尊重し合い、高め合い、
時には真剣に意見をぶつけ合い、今日の公演の為に努力して参りました。
振り返れば…短いような長いような、そんな月日。様々な想いが込み上げてきます。
約一年の稽古期間と申しましたが、その実現の裏側には、
みの~れと共に歩む住民劇団「演劇ファミリーMyu」の確固たる願いと決意がありました。
「みの~れ10歳の誕生日に、住民参加の100人ミュージカルをやろう!」
この大いなる大企画が打ち上げられたのは、実は4年も前にさかのぼります。
誕生から長年Myuを支えてきた諸先輩方が「ありがとう三部作」を成し遂げ、
世代交代を意識し次なる目標を模索していた時期です。
当時の僕は、Myuというあたたかな存在から沢山の刺激を受け、
少しずつ深く関わり始めていた頃と記憶しています。
そんな中、みの~れ10歳の誕生日に向けて「信じる心ミュージカル三部作」の製作発表と共に、
僕の演出登用も正式に発表されることとなりました。内に秘めた不安を誰もが抱えていたはずです。
あの頃、今日のこの日を誰が想像できたでしょうか?
僕自身もまさかと…ここまでの未来を描くことは困難でした。
そんな大きな大きな挑戦を揺るぎない信念とし、Myuファミリー全員で全力で駆け抜けてきました。
みの~れ10年の歳月の中でも沢山の人の流れがあるように、
新しいチカラと培ってきたチカラの融合はどこにいっても永遠のテーマです。
確かな未来を描くことが出来なかったあの当時の僕。
偉大な先輩方が常に陰で見守りどんな時でも僕の背中を押してくれたように…。
作品ごとに加わる新しい家族が常に新鮮な風を吹かせ導いてくれたように…。
そして当時小・中学生だった子ども達が今では一番の理解者となり、
共に成長し続ける“頼れる存在”として寄り添ってくれたように…。
みの~れ10年の時が学んだ歴史、これからの10年で描いていく夢。
いつまでも住民の笑顔が集う文化ホールであり続けるために・・・
今、胸を張り自信を持って未来ロケットへ乗り込む総勢180名を送り出します。
本日披露させていただく『未来ロケット』は、「信じる心ミュージカル三部作」の完結作となります。
『聖夜の贈りもの』(2009年)では“絆”を、『ヒーロー』(2011年)では“未来”を作品に込めました。
さて、本日ご来場の皆様には、『未来ロケット』をご観覧後、何を信じたいと思っていただけるのか…
心に残る作品を届けられたら幸いです。
確かな未来へと飛び立つ勇姿。20歳のみの~れへのメッセージ。どうぞ最後までお楽しみください。